アニメ・コミック

サバイバル

2009・7・4

 近所のコンビンニで何気なく手にした。さいとうたかをの作品は昔から「ゴルゴ13」しか読まないと決めていたが、まさか1976年から1978年まで書いた作品とは知らなかった。SPコミックスの方から読んで文庫版「アナザーストリー」に入った。

 とにかく面白い、一気に読んだ。30年以上前に書かれた物だが、古さはぜんぜん感じない。今は環境問題、エコが時代の流れ、社会の流れだが、その根っこは30年以上前に始まり、昭和48年に小松左京「日本沈没」が発表、「ノストラダムスの大予言」、人口爆発など、公害問題、今と似たような時代であった。しかし今に比べると多少不安を煽っていた気もする。確か経済も第二次オイルショックの影響で低迷していた記憶がある。省エネの時代の幕開けでもあった。しかしいつの間にか、時代の影に埋もれてしまった気がする。そして近年、環境、エコと地球温暖化を真剣に考えるようになった。オチャン的に今度はもう時代の影に埋もれることはないと思う。

 おちゃんの記憶に間違いがなければ、地球温暖化という言葉が出てきてから、環境問題、省エネ、、エコと真の意味で真剣に考えるようになった気がする。もうこの人は以前のように、環境問題を忘れるという、脳天気な時代は終わりを告げねばなるまい。

 もし大地震、天候の激変、感染症の大流行が起きて、国が崩壊し、何もかも失ったとき、日本人は生きていけるだろうか。考えたくはないが現代に日本人特に若い人ほど、生きていけないだろう。汲み取り便所に耐えられるか、風呂は十日に一辺でも耐えられるかラジオだけの生活に耐えられるか。大人も含めて昭和30年以降に生まれて人はどれだけ辛抱できるだろう。第一生活の知恵というものが、現代日本人には決定的に不足して入る。楽に慣れすぎ、便利すぎる生活、生活の知恵がない人ほど、生き延びていくことは困難と思う。

 「アナザーストーリー」は北朝鮮を彷彿させるが、戦前、船中、戦後の混乱した社会を見てきた世代は、人間食うことが困難になると易々と自由を手放し、自分の生活を守るためには独裁を許すことになることを知っている。それを見てきたさいとうたかをだから描けたと思う。今だから「アナザーストーリー」を理解できるが(独裁国家というものを見てるから、そして崩壊も)、1976年から1978年の時点で戦後生まれは、現実の物としてどれだけ理解できたろうか。おちゃんは思う、サバイバルの技術も大事だが、あまりにも楽、便利さに慣れすぎた生活、過去にもどれとは言わないが、身近な日常生活を見直して一手間かけることをしても良い気がする。布おしめを使う、洗濯機を使わない、鍋で飯を炊く、魚は切り身を買わない、繕い物をする、テレビを見ない、貯蔵食品を作ってみる。車を使わず自転車にする。携帯は使わない。食い物以外手作り出来る物はするとか。

 この作品は30年前より現代の方はタイムリーな作品として、一読すべき作品である。当初は少年マガジンに連載されていたが、もう少年漫画の範疇を超えてあらゆる世代に読んでほしい。

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天使と悪魔の真理

20094・21

  近所のコンビニで見つけて読んだ。読んでるうちに日テレで放送してた「木曜スペシャル」を思い出したり、高校3年あたりからブームになり始めたノストラダムスの大予言、UFO、超常現象を思い出した。キリスト教に対立する、イルミナティーが世界を混乱に陥れ、世界史的な事件を起こしてるという。歴史はイルミナティーに支配されているという解釈である。漫画の部分は面白いと思うが、解説のページがオドロオドロしてインチキ臭い。

 まー時々外国のボランティアの団体ではっきりしないものがある。そんなものを思い出したり、そんなものはフリーメイソン見たいな物かなと勝手に想像したり、真実こんな物があったら恐ろしいなとか、イルミナティーの十字軍のエルサレム奪還の際に巡礼者を守るために組織された「テンプル騎士団」と言うが、スポンサーはユダヤ人。しかしもっと遡って、世界の流浪の民となった所に起源を持ってきて、ユダヤ人の怨念と言う考え方もある。金融業はユダヤ人が発展させたもの。ヨーロッパ中に広がったユダヤ人は異教徒として差別された。だからユダヤ人とイルミナティを結び付けてもいいなと読みながら考えてしまった。

 世界史もこんな切り口があったのかと思って読むなら世界史の勉強になるかな。

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古本屋で

2008.8.31

 時々古本屋に行きます。読んでしまってもう読む事は無い本を売ったり、古本を買いに行ったり理由はさまざまですが;結構面白いし、前の本の持ち主はどんな人だろうと想像したり、発行された年を見たり飽きませんね。特に新書に関しては古いものに面白いものがあり特に岩波は拾い物があったり(あくまでも個人的は趣味の範疇)。

 ボヘミアンと「ゲオ」に行ったんですけど、ありました「エロイカより愛をこめて」、もう十数年ぶりに読みました。相変わらず面白く、少佐はかっこいいし、ハチャメチャなストリーは痛快です。昭和52年「月刊プリンセス」の第一回からほとんど欠かさず読んでました。ホメイニのおっさん、小熊のミーシャ、ここいら辺は二十年以上前の作品です(懐かしい登場人物)。ホメイニのおっさんが死んだのは1989年、朝テレビをつけたら天安門事件が報道されていて、夕方のニュースでホメイニのおっさんの死んだ事が報道されていたのでよく記憶に残っています。(ホメイニ師は6月3日に死亡、天安門事件は6月4日、歴史的な日でした、どう言うわけかこの日は三沢で航空ショーがあり見に行ってました)。

 もう見ることはないと思って(コミックで12巻まで揃えたんですが)古本屋に売ったんです。売るべきではなかったと思ってたらあるではありませか、買いました、一気読みです。前に持っていた作品と違う作品です。確か12,3巻目までは順調に出ていたのですが、その後なかなかでなくて、魔弾の射手を買ったのが最後のような気がします。しかし青池保子というと典型的な少女漫画を書くというイメージだったので、「エロイカより愛をこめて」に繋がる前の作品「イブの息子たち」を見たときは正直びっくりしました。ホモの世界を描いたドタバタの作品だったので。

 イブの息子たち 6 (0006)「イブの息子たち」、「エロイカより愛をこめて」が連載されていたときは「月間プリンセス」が一番面白かった時期ではないでしょうか。でもこの前後の時期は本当に名作が多いです。ポーの一族 (1) (小学館文庫)11人いる! (小学館文庫)、萩尾望都の作品ばかり上げましたが、今までの少女漫画のスケールを超える作品が出たときです。武宮恵子、池田理代子、風と木の詩 【コミックセット】ベルサイユのばら 1 (1)(昭和49年か50年あたりでコミックでは10巻出ていたと思う)。とにかく昭和47年から50年代の初頭までは、今でも名作といわれる漫画、それも今までの少女漫画と違ったスケールの大きな漫画が出たときです。それ以前に少女漫画絵スケールの大きな漫画を書く人は水野英子くらいでしょうか(白いトロイカ (1) (講談社漫画文庫)ファイヤー!)。

 しかしこの時期徹底したドタバタ、世界情勢に即して書かれた「エロイカより愛をこめて」は異色だと思います。スケールの大きいストーリー、アクション、超堅物の少佐、徹底した自由人で大泥棒のエロイカ、脇を固める個性豊かな脇役、ジェームズ君、ボーナムさん、Z君、SI6のローレンス、白熊、ボロボロンテなど。もう少年漫画です。昭和52年か53年に「月刊コロコロ」創刊されて10年ぶりに私はドタバタ、ギャグ漫画にはまります。しかし「月刊コロコロ」もだんだん藤子不二夫の漫画が少なくなってくると読まなくなり、「エロイカより愛をこめて」だけになりコミックも探したのですが、今分かったのですが作者も書いていなかったんです。新作ないはずです。40歳位までかなり探しました。41歳でボヘミアンが生まれて、漫画遠ざかってました。今ボヘミアンは「週刊ジャンプ」読んでますが、ほとんどグロイ漫画、ギャグ漫画は「こち亀」と「銀魂」くらい。本当にギャグ漫画は少なくなった。赤塚不二夫が死んでもうギャグ漫画を書く人はいなくなるのかなと考えたりします。ひみつのアッコちゃん (小学館文庫―赤塚不二夫名作選 5)(月刊りぼんに連載してたから毎月買っていた)、おそ松くん (小学館文庫―赤塚不二夫名作選)、石の森章太郎のさるとびエッちゃん (完結編) (双葉文庫―名作シリーズ)(最初「週刊マーガレット」に連載された頃は「おかしなおかしなあの子」だったようだ)、昭和30年代40年代はギャグマンが全盛だったんですね。

 今唯一笑えるのは「ケシカスくん」かな、「おはころ」に出てますけど、ケシカスくん (1) (てんとう虫コミックス―てんとう虫コロコロコミックス)単独のテレビアニメが出来ないもんでしょうかね。

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