新型インフルエンザ はなぜ恐ろしいか
2009・10・24
この本の初版は2009・9・10である。一読の感想。インフルエンザの恐ろしさもあるが各国の国益のからんでいるという事。たとえばフェーズの発表、国益が絡んでること。フェーズ4と言って発表されても本当にそうなのか、もしかしたらフェーズ5かもしれない、レベルが危険域に近くなると、物流、人的移動、経済が混乱したり、国際的に大きな問題になる場合政治的な思惑が働く時もある。また感染国に指定されると経済的不利益になるので、自国内で感染が起きていても報告しない例もあると。
またインフルエンザワクチンが現段階で一番有効である。しかしワクチン接種は日本の場合強制ではなく任意、副反応が怖いと言って接種を拒んだ場合、もし感染率が上がる兆候が出たとき、感染者を少なくしなければならない時、拒否されたらどうするか。二番目目はタミフル、リレンザ、これも副反応の問題である。拒否されたらどうしようもない。しかし何もしないわけにはいかない。もし副反応を恐れていた人が新型インフルエンザだったら。
また新型インフルエンザはウィルス性肺炎を起こす可能性がたかい。季節性のインフルエンザに比べて、新型はウィルスは肺で増殖する力が強い。感染の拡大にしても拡大の様子をモニタリングしなければならない。実態は感染が拡大するにつれて見えてくると言う。死亡のリスクにしても乳幼児が多い。もっと衝撃を受けたのは、若い人がインフルエンザで1000人死亡するのと、高齢者が10000人死亡する場合のインパクトである。新型の場合若い人が重症化している、その事がインフルエンザワクチンの優先順位にも反映されているかなと勘繰りたくなる。しかし国の将来と言う事を考えると無べなるかなとも感じる。
ICUは使えるのか(重篤な場合は、手術を延期してインフルエンザの患者が優先する、メキシコではそんな事例がある)、人工呼吸器は足りてるのか、現場のスタッフは足りてるのか。産科、小児科の数が減っている日本で、もし妊産婦、乳幼児が重篤化した場合どのようにするのか。今の日本の医療の問題が深く関わってくる。もし日本で感染が拡大すた場合、今の医療の問題が足を引っ張りはしないか?
インフルエンザその物のの怖さよりも、治療環境、医療環境、国際環境が怖いともった。、国レベルの経済格差による患者の増加、死亡増加、これは如何ともし難いと思った。
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