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続心療内科

2009・8・10

 著者は日本にはじめて交流分析を紹介、この本の初版は昭和48年、その約10年前に九州大学医学部に心療内科を発足させた。内容文章表現は少し古いが、自律神経のアンバランスによって様々な病気を引き起こすこと、薬に頼りすぎること、薬の大量投与など、現代でも問題になっていることを30数年間から述べていた。と言うよりこの国では30数年たった今でも、現状が変わっていないのかもしれない。この点については「こうすれば病気は治る」の著者が現代において、述べていることと同じである。

 この本の内容は交流分析(エゴグラムと言った方が理解が早い)、その他精神療法、カウンセリング、自律訓練法など、今は割と馴染みのあることが述べられている。今はメンタルヘルスの重要性をだれでも理解するが30数年前は専門家、一部の人しか興味を持たなかっただろう。今はどこにでも心療内科があるが、どのようにしてでき、本来の心療内科とはどんなものだったか、知ってもらいたいからである。

 「親のボケに気づいたら」の著者も、心療内科は心理的な影響を受けやすい身体の病気と言っている、しかし現代は精神、神経科と心療内科の区別があいまいになってる、というより患者自身は同一視してる、本来は区別があった、この本を読むとそのあたりがはっきりする。メンタルヘルスという言葉が誤解を生んだのかもしれない。精神、神経という言葉を嫌がるから、メンタルヘルスなる言葉でぼかされてるが同じなのだが。

 内容は自己コントロール、交流分析、自律訓練法と多岐にわたってる、おちゃん的には内容テンコ盛りすぎる感があるが(だから逆に分かりづらい)、30年以上前の書かれた、著者のいってることは現代にも通じるので温故知新で読んでいただきたい。

 著者は心身医学の立場から宗教的治癒も否定はしていない、可能性もあるという。しかし注意点を3つあげている。(続心療内科から抜粋)にほんブログ村 本ブログ おすすめ本へ
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1 信仰によって治る病気の多くは、神経症や機能的な身体病変と思われる。信仰を万能と考えるところに危険が伴う。

2 教祖,教会に対して強い依存状態ができる。治癒したように見えても、教会、教祖から離れることの不安が伴ない、離れることのできない状態になる。

3 信仰による治癒の実態が見落とされ、教祖に霊能があるように思い込み患者の人間的成長が妨げられ、迷信のとりこになう。

 なるほどと思う。今でも精神疾患に対する偏見は強い、時代が昇るほど偏見という色は強くなる。30年以上前はもっとだろうそれより前はもっと。だから著者の文章からは現代の精神科医が書く文章よりも、ヒューマ二ズム、啓蒙しようという空気を感じる。

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