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さむがりやのサンタ

2008.11.7

 ビジネス実務法務の検定料を振り込む。そんなことより今頭が変になりそう。「絵本ナビ」さんからのメール見てたら、「さむがりやのサンタ」の絵本が載っていた。持っているので早速本棚探したら無い。いくら探しても無い、どうしようご自慢の本である、毎年クリスマスには読むのに。もう25,6年間ずっと持っていたご自慢の本である。たぶん、きっと今日一日気分が落ち込むだろう。ほんで出てきたのが「サンタのたのしいなつやすみ」、、第1版、1976年、「さむがりやのサンタ」の後に買った記憶がある。ご自慢の本が側に無いと落ち着かない、ボヘミアンが行方不明になった見たい、早速本屋さんに注文する。で一安心。

 主人公のちょっとへそ曲がりのブチブチ言いながらクリスマスの用意をするサンタが好き、もし本当にサンタがいたらこんなもんだろうなと想像しながら読むのが楽しい。しかしクリスマスの朝は忙しい、プレゼントの用意、そりの準備、トナカイにえさやり、最後は留守番の猫のえさやり、いざ出発。悪天候の中プレゼント配達、煙突から入ってすすだらけになったり、サンタさんへと食事を用意する家、次々仕事を片付けていく、ウインザー城が出てくるところはさすがイギリス。その上をサンタのそりが走る、もうじき朝だ早く、早く、朝が来ると見つかる、早く早く、そしてやっと家に着く。温かいお風呂、温かい紅茶、忙しい一日が終わる。はじめてこの本を開いたときびっくりしたのは、絵が漫画のようにこまわりになってること、こんな絵本見たことないと感じた。その分内容がびっしり詰まってるな感じた、サンタの性格、クリスマスの準備の忙しい様子がよく分かる。

 で「サンタのたのしいなつやすみ」、この本は本屋でお目にかかることは無い(弘前では)、「さむがりやのサンタ」は時々あった。「サンタのたのしいなつやすみ」の方が主人公のサンタが寒がりやというのがよく分かる。ときは夏、こんな寒い家には居たくない、夏休みで旅行する、フランス、スコットランド、ラスベガス。しかし食事が合わずおなかの調子が悪くなったり、寒すぎたり、お金を使いすぎたり、やはり一番はお家。旅行に行くけど帰ってくればやはりお家が一番と思う、万国共通だなと思う。

 食という点から見ても非常に面白い。サンタはさすがイギリス人と思わせるのは。所所にティーポットが書かれている。「サンタのたのしいなつやすみ」ではフランスの食事を食べるけどやっぱりイギリスの食事が懐かしくなり(食べなれないから腹具合悪くなる)、とうとうイギリスの食事をフランスのレストランで食事を頼むんだけど出してくれない。もちろん紅茶も。プライドを掛けても出さない、支配人も出てくる、出てきたのはクロワッサンとコーヒー、サンタは「朝飯かい?」と毒ずくけど、支配人は参ったおっさんだと言うし。アメリカでは食事の量の多さにげんなりしたり。

 絵本は好きだがこんな風に重箱の隅を突付く風にして読むのも楽しい。単にストーリーの面白さだけではなく、絵に書かれている中から文化の違いとかを発見するのは楽しい。私が好きな絵本の絵。戦前のキンダーブックのように淡い、柔らかい色使い、絵の線は柔らかく、表現は丁寧で細かいこと。子供が小さいほど、色のどぎつい、極端にリアルすぎる絵は避けたほうが良い。幼稚園の時先生がキリストの本を読んでくれたのはいいが、キリストが十字架に掛けられる絵を見たら気持ち悪くなった。いまだに十字架は苦手(私はドラキュラか)。他にリアルすぎる鳥の絵を見て鳥が嫌い、刷り込みはおそろしい。

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