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2008年7月

ねぶたとねぷた?

2008.7.31

 きょうからひろさきのねぷた?あんまり興味がないのでここ何年も見に行ってない。ただここ二十何年かで弘前はねぷた、青森はねぶたと区別した言い方になったが本来はどっちでもいいのである。自分は弘前で生まれ育ったがねぶたと言ってきた。ねぶた、ねぷたどっちでもいいんである。小さいときの記憶でもねぶたは違う、ねぷたといいなさいと注意されたことはない。

 ただ音として聞いたとき、ねぷたは勢いがない、ねぶたが勢いがある。「鎌田」を「かまた」と言うか、「かまだ」と呼ぶかの違いである。と考える。

 青森が「ねぶた」、弘前が「ねぷた」と言う区別がつけられたのは二十数年前東奥日報の明鏡欄で、ねぷたとねぶたの論争見たいのがあってそれから区別がつけられた様な記憶がする。自分は今でも「ねぶた」と言う。小さいときからのそのように呼んで来たからそれだけの話。発音するときも「ねぶた」のほうが発音しやすい。」「ねぷた」発音しにくい。だから県外から来た方も発音しやすいほうで良い。

 音、発音は時代によって変化する、たとえば「百円」,大概は「ひゃくえん」と言うが、田舎の本当の高齢者?は「ふぇぐえん」と発音する。今の時代に昔の発音を復活させることが無意味なように無意味な論争だった記憶がある。実際「ねぷた」と発音する人もいる。しかし参加して面白いのは青森ねぶた、一度跳ねると病み付きになる。気持ちが良い。弘前のねぶたは流しているときより、出陣前の待機しているときは圧巻である。特に日が暮れてねぶたに明かりが入るときは最高である。弘前市役所弘前文化センターの付近がねぶたの待機場所になるとき行ってみるといい。出陣前の盛り上がりの雰囲気があって、土手町、駅前で見るよりいいかもしれない。流れるのを見るのが好きな人が土手町、駅前で。しかし短時間で一度に見たい人は、夕方弘前公園の帰り、弘前市役所、弘前文化センターの付近に行ってみればいい。

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食品保存

2008.7.27

 かなり読み応えのある本です。保存食品の歴史が書かれています。「保存食品開発物語」と題名が謳っているように、一遍の物語、小説を読んでいる気がします。保存する技術を得ることで、飢え、飢餓の悩みが少なくなり、、保存食品を携帯する事で行動範囲が広がったことなど。保存食品と言うと冬場の食品貯蔵と言う面が強い気がしますが、人が未知の世界、大陸発見、大航海が可能になったのも食品を保存する技術を持ったからです。人が自分の住んでいる土地から外の世界へ向かうことが可能になったのは、食品保存技術の発達です。

 私がこの本を読んでびっくりしたのはコンデンスミルクの生まれたきっかけです。1851年のロンドン万国博覧会の帰りの船に乗っていたアメリカ人ゲイル・ボーダーンが嵐に巻き込まれ、雌牛が船酔いを起こし乳を出さなくなり移民の一人の赤ちゃんが死に、ミルクを求めて泣き叫ぶ赤ちゃんの声がボーダーンの心を動かし、保存が利いて持ち運びに便利なミルクを造ろうと決意させたことです。ひとつの事件事故からも新しい食品が生まれるきっかけになります。最近では中越地震で避難した人が温かい食べ物がほしいと言うことで、ラーメン、おでんの缶詰ができたこと。

 国、土地によってさまざまな保存食品がありますが、その土地で生活の知恵から生まれた伝統食品であり、長期に保存しかつおいしく食べると言う工夫の産物です。しかし人はただ単に食べるため(生きるため)の保存から、できたてに近い形、いつでも新鮮なものを食べたいと言う人の欲求が様々な食品保存の知恵を探し出しました。私は食品保存の歴史は加工食品の歴史でもあると考えます。

 現在では食品の保存と言うと緊急の場合の非常食、保存料の問題と良い印象はありません。冷凍冷蔵も保存食になります。ピンと来ないかもしれませんが。畑のそば、海に自分で漁に出ない限り真の新鮮な食品を口にすることはできません。冷凍、冷蔵と言う保存、貯蔵の技術の進歩で新鮮な野菜、魚を食べています。容器の進歩も大きいです。

 自然、天然(新鮮、鮮度)、作りたて確かにいいけど、時間的な制約がある、、その時間の壁を破って長期保存、貯蔵、加工の発達によって、自然、天然、作りたてを食べられるようになりました。論語読みの論語知らずではありませんが、保存食品にマイナスのイメージ持っている方、保存食品の偉大な歴史を知ってください。

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賞味期限切れの生ケーキボヘミアン食う

2008.7.24

 生命をかけた壮大な実験始める。と言うわけではないが、少々の不安を持ちながら。ボヘミアンに賞味期限切れのバースデーケーキを食べてもらう。

★理由

「3000円のケーキ捨てるの?勿体無い、食べるにいいべさ」というばっちゃの船場吉兆の女将的発想。

★参加人員及び健康状態

ボヘミアン:7月20日の寿司と牛肉の食い過ぎ、翌日カレーと一時的糖類の取り過ぎ冷菓食いすぎによる下痢、前日(7月22日)に直ったばかり

私;最高にして最強の胃腸を持つ

だんな:胃腸はかなり弱い、現在ピロリ菌増殖中

ばっちゃ:超便秘症

オネイサン胃酸:50歳過ぎ、自分でオネイサンと言う。胃腸が弱い。

★環境

室温30度、湿度80%

★保存状態

「賞味期限本日中にお食べください(7月21日)」、夕方買って来てすぐ冷蔵へ入れる、開封はしない。7月23日まで、冷蔵庫の中。異臭、味の変化なし、検査人、ばっちゃ。「どこも悪くなってね。」

★実験日

7月23日 夕方食後

★注意

賞味期限が過ぎているので、何かあっても自己責任、メーカーを追及できない。その覚悟で実施すること。追求できる条件は、賞味期限内で、保存状態がよいこと、それなのに食べておかしくなった時しか追求できない。

★結果

食べた時点でみんなおいしいと言う。24時間立った今誰も腹具合悪い者はいない。

 こうなったのもボヘミアンが食いすぎ下痢をし、ばっちゃが勿体無いと言い出し、捨てるべきか、食うべきかで悩み、捨てずに食うことを決断した私がこのおばかな実験を決意した。

未明の地震

2008・7.24

 未明、12:28、グラグラと来た。いつもより長いので大きな地震になると感じる。ボヘミアン起こす、しかし中々おきない何度目かでやっと起きる。だんなも寝ている起こそうかなと思っていたら止まった。これだけ考える時間があるのだから、長いのだろう。外を見ると近所でNHKで地震速報を見ているが見えた。早速MHKを点ける。1時間くらい見る。弘前震度4、思ったより大きい震度で驚く。(ばっちゃも気が付かない、親類の婆も爺も気が付かない、もしひょっとして助かるとすれば私だけか?)

 経験から行くと一番強い震度は十勝沖地震、奥尻、日本海中部沖地震、余震が一番長く続いたのは十勝沖地震(余震が来ると感じると暫くして来た)。奥尻のときは入浴中で手が石鹸だらけでドアをあけようにも開けられなくて、だんなはテレビを抑えていた。

朝、親類のいる八戸へ電話。冷蔵庫のドアは開く、人形は倒れる、結局朝の4時まで片付けてその後寝た。孫は震度4でも寝ていたと言う、すごい。気象庁の予想通り朝の段階では余震はないという。いつもなら地震の後、しばらくして余震はあるのだが。しかし震度3,4でも気が付かない人は気が付かない。驚きである。気が着かないまま死ぬって事もあるんだなと実感した。

 知り合いのオミズ、カボシャールN無事らしい。ボヘミアンが「200歳まで生きるか?」と聞いたとき、「もちろん」と答えるくらいの史上最強の女だ。簡単には潰れない。結論気が付くか、気が付かないかが分かれ道。

星の宿白鳥座

2008.7.21

 親子三人で「星と森のロマンとピアノ白鳥座」に泊まった。車(軽自動車)で15分くらい(弘前公園近く)、「すしと牛肉の食い放題」大人9500円、ボヘミアン(小学生)は30%OFF握りずしは一人15巻くらい付く、ビーフステーキは一人一枚、かなり得だと感じた。親子で鱈腹食って動けなくなった。三連休のせいか親子連れが多かった。

 三年連続で行っているが、近いので仕事が終わってからでもバタバタしなくても行くことが出来る。設備も余計なものが付いていないのが良い。プール、大浴場、レストラン、売店、部屋も20室なのでゆったりしている。満室でも満室特有のバタバタした感じ、騒々しい感じがない。食堂に行って初めてこんなに宿泊しているんだと分かるくらい静かである。近くにスキー場がある、そんなに大きいスキー場ではないが、初心者向きと言う感じ。ボヘミアンが保育園のとき、そりを持って遊びに行った。

 リピーターも多いなと思ったから、フロントのオネイサンに「リピータ多いでしょう?」って聞いたら、「多いです。近郊の方が」,安近短なのがすごく良い。

 小樽にも何度か行ったが友人が選んでくれた旅館が良い。「越中屋旅館」小樽でも古い旅館で本当に小さい旅館であるが、料理もいい。旅館の主人も「」うちは冷凍物は使っていませんから」かなりの自信である。場所も駅から近いので良い。要らない物が付いていない。私は団体旅行専門みたいな宿泊施設が大嫌いである。「越中屋旅館」は自販機があるだけ、本当にシンプルである。

 これから入らない物が付かない宿泊施設が残ると思う。サービスと宿本来の機能、単純に泊まる、なぜ泊まるのか、気持ちよく泊まる、それで十分である。後は入らない。

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夜泣き・おにぎり

2008・7・17

 久々の絵本紹介です。夜泣きは大変です。経験してみないと分かりません。数ヶ月で収まることもあれば、何年か続くときもあります。親の苦しみは想像を絶します。本当におかしくなります。おかしくならない方が不思議なくらいです。

 ボヘミアンも夜泣きが激しくて本当に困って、私も毎晩なきたくなり、夜が来るとまた始まる、寝られないとかいろいろありました。そんな時「いいこでねんね」の本を見つけて、毎晩寝るときに読み聞かせをしました。ゆうちゃんは寝られない、でも絵本を読んでいつの間にかねんね。ここら辺が親として、いつかこうやって寝てくれたらいいなと言う感じがしました。それで生後半年くらいから、夜中は時々起きますが、寝てくれるようになり、今は夜中はぜんぜん起きません。(2歳くらいまでは夜中時々起きてました)朝までぐっすりです。

 仕掛け絵本なので1,2歳位になるとめくったりして、話の内容も分かってくるので親子で楽しめるでしょう。私が好きなページはミケが毛布をかぶってスヤスヤ、かいじゅうさんがいきなりドスンとねんねのページが好きです。

 「あかちゃんのあそびえほん」と言うシリーズになっています。シリーズでそろえるのも楽しいので「いただきます」、「ひとりでうんちできるかな」と揃えましたが、この2冊はあげてボヘミアンの思い出として「いいこでねんねできるかな」は持っています。

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 「おにぎり」、この本は絵を見た瞬間からほしいと思って買いました。親がほしいと思う本ばかりボヘミアンが小さいとき買っていました。(単に親が絵本好きなだけ)特に海苔の絵はすばらしく感動物です。ぱりぱりした高い海苔だろうなとか、梅干は婆の手作りか、それとも豊後梅だろうとか、想像してしまいます。特にご飯を手にのせて握る絵は、こっちまでその熱みを感じるくらい迫力あります。

 私が考えるいい絵本とは、絵本の内容と共感できればそれがいい本だと考えます。確かに絵と内容がぴったりあっていれば良い絵本でしょう。しかし読み手が共感しなければ意味がないわけです。いくら良い本だといっても。

 この本を読むと必ず梅干のおにぎり食べたくなります。何度も言うけど海苔の表現力はすごい。ボヘミアンがおにぎりを食べたのが1歳3カ月頃から、今は毎日食べています。小学校中学年を過ぎたら、お菓子よりおにぎりです。お母さんが働いていてもおにぎりは作れます。仕事へ行く前に学校から帰ったら食べるおにぎり用意してあげてほしいな。無理はいけませんが、出来れば。お菓子を食べ過ぎて夕食要らないと言わないです。習慣になるとおにぎりとリクエストします。

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親人体の不思議展観覧・ボヘミアン海を渡る

2008・7・14

 ボヘミアンは修学旅行、三度目の北海道、初めて海から道内へ上陸、夜学校のホームページからインターネットで修学旅行の様子配信される。ボヘミアンばっちり写っていた友達も、第一日目無事終了。団長海苔弁、本陣セイコー、ホテルササキご苦労様でした。

良い時代になったものです、安否確認と子供たちの様子分かります。

 親は昨日の暑い中、「人体の不思議展」を見てきました。ボヘミアンは行きたがらない、しかし親は見たいので、見る価値はあると聞いたので行ってきました。すごい人で人がトグロ巻いてました。ディズニーランドで待っている気分になって、ボヘミアンが生まれる前旦那と二人で行ったとき、やっと待ってスペースマウンテンに入った記憶思い出しました。

 確かに見る価値はあると思いますが、なんか変な違和感を感じました。普通企画展にしろなんにしろ公開の目的とか展示物の説明とかのパンフレットも、チケット買うとき渡されますがそれがない。入ってすぐ目に付いたのはグッズでした。で展示物を見たのですが、ショックだったのは生後三ヶ月からの赤ちゃんの展示物、臨月までありました。まるで蝋細工のようです。死亡原因はなんだろうと考えてしまいました。

 数年前にテレビで今回の展示と同様のものを見たとき(ニュースだったと記憶している)、ドイツ人かイタリア人が考案していたなと、不確かな記憶を自分の頭から引き出したのですが、展示物の顔をよく見るとどう見てもアジア系の顔なんですよ。てっきりヨーロッパ系の人体だと思っていたのですが、この辺からおかしいなと感じたんです。チケットをよく見ると主催は人体不思議実行委員会(東奥日報・青森放送)になっていてこれは一時的なものだし、肝心の本当の企画側名称がwww.jintai.co.jpだけなんです。アクセスしてみたら展示会の様子、公開予定、展示物の説明ばかりで、どこにあるのか、何の目的の団体かぜんぜんそれらしいの説明はないのです。

 多少の胸糞の悪さを感じながら見ていて、サーモン食えねーなとか、鳥のレッグも食えネなーと感じながら、肺の展示物見ながらどの肺も真っ黒だし、自分もタバコ吸うからもっと黒いだろうなとか感じてみた分けなんです。終わりのとこでスタッフのねーちゃんが脳みそのレプリカ?見たいな物もって「実物と同じ重さです」って言うから持ってみたけど。以外に重くて旦那が「あれ本物だべか?」って言うから「レプリカだべ」って言ったけどどうなんだろう?もっと気分を害したのは帰りの出口で割引のチケット渡すわけ商売根性丸見え。

 これが映画館とか、ライブハウスだったら分かるわけよ商売なんだから、県立美術館だろうこんな事させて良いのかと考えるわけよ。おまけに健康診断みたいなこともやって一人1000円だって、看護士当然いるだろうなとか変なことばかり考えてしまった。

 旦那が腹減ったって言うから、でも二人とも喉のあたり変なものトグロ巻いてる感じだから、腹は減ってるけど食欲ないわけ、で「三忠」でそば食うかって事になって、弘前まで帰って「三忠」で食事したんだけど、「わ、麺だら腹いっぱいにならねはんで、カレーライス」だってこの男何考えてんだと思ったわけ、肉食いたくないって言ったのに。私はざる中華。

帰ってから「人体不思議展」で検索してみたら、この展示を巡ってあちこちで反対とか問題起こしてる事が分かってびっくりした。おまけにこの主催してる団体がはっきりしないと言うブログの書き込みもある。

「人体の不思議展」に疑問を持つ会、青森県に公開質問状送っている、その青森県の答え、情けない。

「okeydokey],少し古い感じがしますが、本質を突いてると感じました。

「人体の不思議展」の不思議、「人体の不思議展」は最初の頃と現在の違いの指摘がありおもしろいです。

 「人体の不思議展」検索するといろいろでてきます。人の尊厳とか、遺体にも人権があります。検索する中でいろいろ考えてしまいました。いろいろけちをつけながら見てきたわけですが、主催者側の出所出所が分からないまま行って見て、まじめな良い事、いってもだめだなと思いました。見てしまった、検索してから自分の中に罪悪感みたいな物出てきました。

 果たしてこの展示がよいことなのか、見世物扱いなのか、人の死を冒涜するものなのか、医学関係者しか見ることの出来ない人体の解剖を加工したものとして(見やすく、展示しやすく)一般人に公開して今後何の益があるのか。誰にでも怖い物見たさとはあるが、それで終わってほしくない。

 多少の罪悪感を感じながら本を薦めます。非常によく出来ています。普通だったらこのくらいでいいと思います。ボヘミアンはグロイといって絶対見ません。しかし絵本でここまで出来るとは、最初紀伊国屋で見たときその出来に感動して、迷わず買ってしまいました。もし「人体の不思議展」を見に行くのが抵抗あるならこの本で十分です、それだけよく出来た本です。仕掛け絵本なので親も一緒に見てほしい、怖がるだろうし、びりびり破くかも。子共向けなのですが侮るなかれ、読みがなつき、丁寧な解説、妊娠中の子宮の様子も描かれています。何人かの大人に見せましたが、絵をめくる度にほほーと声を上げ、興味ありげに見ます。とにかくよく出来ています。

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秋葉の事件で思うこと

2008.7.13

 もうそろそろ事件について思うことを書いてもいいと考えたから書く。本当に青森県ではトップの進学校である。時間は過去に戻せないからどうしようもないが、選ばなければ何処かの大学には入れただろうにと思う。そこそこのレベルには行けたと思う。就職にしてもコネを使うなら別だが青森県では大学を出たからといって努めるところは皆無だ。と言うより最初から使う気がないと考えたほうが良い。一部の職種を除いて。

 有名大学をでたから良い就職口があるわけはない。ただ就職試験を受けられるだけで、本人がどれだけの仕事をしてくれるのか、どれだけの能力があるかである。履歴を見る限り中学までは成績の良い子で、高校に入ってから試験の成績が下がったのがショックらしい。私も同じような経験がある、中学までは適当に勉強していた、高校もそのつもりでいたら中間試験で下がるだけ下がった、そのときのショックすごい。学校を辞めたくなったが、出席日数さえクリアしてれば卒業できると分かったから、勉強はせず学校は休まず行った。案の定この調子だから2年から3年になるとき留年になるかもしれないと言われたたが。ほとんどが、数学と国語である(高校の程度は青森県内トップ3の次のレベル)。

 本当にエリート意識の高い家庭だったのだろう。普通だったらそこそこの成績とってくれれば、後は大学に行こうが就職しようが本人が決めればと思う。親にすればそこそこと言うのが嫌なんだろうな。「親の書いた作文、親の描いた絵」とメールにあるが、そこまで子供に完璧性を持たせたかったのだろうか。作文と絵は感性のものである、そこまで干渉するか、そこに親の特異性を感じる。しかし仮の親の指示がないとしても、子供の書いた作文、絵に対して親が事細かく口出ししたかもしれない、それを彼が「親が書いた、親が描いた」と思ったのかもしれない。

 親は自分の人生に対して不満足だったのか、それとも自分がエリートだから子供もその通り、それ以上の人生を期待したのだろうか。確かにこれからの子供の人生を考えるとき、これでいいのか心配になる、口も出したくなる。普通の家庭はみんなそうだし、それが親だと思う。しかし親の人生ではない、子供の人生である。なんて理解した振りしてるが、分かっていてもついつい言ってしまうのが親。結論から言えば人生、上を見ればきりがない、下を見てもきりがないように、何処かで見切り、妥協しないと「見果てぬ夢」ドンキホーテになってしまう。

 人生は失敗と挫折の繰り返し、それだけで人生は終わらない。失敗するときは失敗していいし、挫折も人を大きくする、そこから何か学べば良い。逆に順調に来た人が失敗したときは手がつけられない。失敗と挫折はつき物である。今回の事例は順調に中学まで来たのが、突然高校でドスンと下がるだけ下がり、壊れていったのが原因かも。本当に自分の居場所がほしかったのだろう。親の事を悪く言いながらまた青森に帰ってみたり、結構親子で依存関係はあるような気もする。本人は口で言うほど親を嫌っていないような気がする。

結論

1.子供の帰る場所は親のところしかない

2.親には辛いが子供の人生である、親の人生ではない

3.うちの子に限ってそんな事はないと言う子供を信じることも大事、子供を守れるのは親

4.人生希望を持たなくてもいいから絶望はしない。

5.とりあえず生きてみよう、こつこつ生きてれば良い事はある(長い目で見れば)

6.私は競争が嫌いです、競争して人を蹴落とすのは無駄だと考えます(長い目で見れば)

介護保険キーパーソンとしての体験

2008.7.12

 親は介護保険を受けてから一年、キーパーソンとして思ったことはやはり受けてよかった。

1.介護保険の申請は結果はどうであれ申請してみて損はない。

2.迷うことなく申請はするべきだと思う、介護度は低いほど負担は少ない。経済的、家族の心理的負担も少ない。

3.介護予防の点、負担の大きさも軽いほど少ない。しかし現状は介護保険の初期の頃に比べてハードルが高くなり、自分で考えているより低い介護度になる傾向が多いらしい。特に初期に比べて身体より精神に重きを置くようになったので、身体の場合、以前なら要介護状態だったのに、今は要支援となり不満を持つ人もあるが、仮に再申請をしても結果は同じなの(ケアマネの話)無駄らしい。それにサービスを受ける時期が遅れることになるから、少々不満でも極端でない限り認めておいた方が良いかも知れない。

4.申請から認定、サービス開始まで約2ヶ月は懸かる。結構手続きが煩雑なので大変かもしれないが、家で黙っていても、ケアマネが遣ってくれるのでそれほどでもない。

5.介護は家では限界があることは知ってほしい、在宅で家族が見るのは限界がある。だから外部の力を使う。がんばりすぎない事、がんばり過ぎて逆に外部の人が入ったときどこから手をつけ良いか分からないほどの状態がある。出来ない事は出来ないと認めよう。

6.老人が自分から施設に入所したいと言ったときは認めよう。でもすぐ入所したくないと言うかもしれない、腹が立つかもしれないが土壇場で急に嫌と言い出すことはあることなので、2.3パターンくらい考え方を用意したい。

7.年を取るほど身体能力が衰えるのでどうしても、不衛生になりやすいし、低栄養状態になる。これは本人のせいではない事を理解してほしい。体調が悪いときは何もしたくないときがある、それだと考えてほしい。

 今私の経験から言えることはこれだけである。

昭和30年代って良い?

2008.7.10

 昭和30年代が今ブームです。昭和30年代がよいと言いますが果たしてそうかと言うのが著者の考えです。現代と昭和30年代の共通項になる部分をとらえて分析を試みています。分析としては分かりやすいのでいいと感じました。結論から言えば「戦前の少年犯罪」と同じで、今現在が過去より悪いのではなく、昔も同じことがあった、昔がよくて今が悪いと言うノスタルジー、年寄りの言う「昔はよかった」の考え方、日本人の考え方にある「未来心配性」に異を唱えています。年寄りと話してカチンと来るのは未来に対してマイナスに考え、自分の生きてきた時代がよかったノスタルジーにすがることです。前向きではなく後ろ向きです。

 私は昭和30年生まれですが、毎年家で買う家電用品が増えて、少年少女向けの雑誌が発行され、テレビは今より子供の番組が多いなと言う記憶しかないですが、「昭和33年」を読むと今とたいして変らないんだと言う感じがしました。格差はある、経済状態も対してよくはないし、まだ戦争の影が何処かで残っていた、遊郭がなくなったのが昭和33年、シベリアからの最後の帰還はだいたいこの頃だし。しかし私なりの分析を言えば、昭和30年代は戦前の社会に別れを告げ、現代の向かって走ろうとした時代だと考えます。住居、公衆衛生の質は今よりかなりレベルが低い。食品に関しても保存料、着色料、調味料にしても今だったら考えられないくらい無頓着、消費は美徳と言う考え方も昭和30年代から始まり耐久消費財が増えて、物に囲まれて暮らすと言う時代に入ります。現代のライフスタイルの基礎が出来始めたときであり、現代と重なる部分もあると考える必要があります。でないと昭和30年代がすべてよいとなり、悪い部分が見えて来なくなります。

 よい面はがんばれば、がんばったなり、良くなって行くとい言う現実感があった(少なくとも身の丈にあった生活は可能であった)。それが昭和の終わりまで続き、バブルの頃はちょっと無理をすれば何でも手に入る、しかしバブルがはじけた瞬間、身の丈に合わない生活が破綻して、今身の丈にあった生活さえ出来ればよしとする傾向になってきましたが(無駄な物は持たない)、それすらままならない人も増えてきました。先が読めない時代に入った感があります。

 私は著者ほど未来には希望は持てません(個人レベルでは希望を持って生きてけるとして、社会全体として、地球全体として考えれば疑問です)。これからの社会を考えるとき個人の幸福は社会全体が幸福にならないと保障されないと考えるからです。個人の生活の質が下がりつつある今(自助努力は期待できない、自助努力するほどの余裕はない)、底上げするのは社会です。もし社会にその力がなくなれば、個人の生活の質は下がると考えます。絶望する必要もない、高望みをしない限り、コツコツ生きていければそれなりに報われるという社会の戻ればそれで良い。昭和30年代の良いところはそれなりに無割れたと言うことでしょうか。

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消費者金融下流喰い

2008.7.7

 序章を読んだとき青森県と全く同じだなと感じました。仕事がない、消費者金融の看板があちらこちら。テレビのコマーシャルは朝からパチンコ(相当多い)昔ならパチンコのコマーシャルは深夜に流してました。保険会社に勤めていた時、朝からパチンコに並んでいる光景を見た所長がびっくりしたと言ってました。全国転勤したけど朝から並ぶ姿は始めてみる、市の財政の20%が生活保護費に締められているのはびっくりしたと。

 仕事がない→暇→金がない→消費者金融→パチンコ

 これほどいいカモはない、しかし今は一番がギャンブルでなく、生活費のために借りるのが圧倒的に多い。「下流喰い」を読んでびっくりしたのは多重債務者は作られていると言う事実です。「押し貸し」融資額を広げる。そして上客とは元利金等払いではなく、月々の金利だけを払ってくれるベタ貸し状態を維持し末永くお付き合いの方、で月末の大手がやって来るときは「追い貸し」、利息だけ払い続けても元利均等でなければ借金は増えるだけ。まして利息が出資法(29.2%)利息制限法(18%)のグレイゾーンで取るわけでしょう。その差は10%以上あるし。大方は大手の消費者金融が融資しなくなった段階から借金の連鎖が始まると著者は書いています。

大手→準大手→中堅・中小→ヤミ金

 本書で怖いなと思ったのはヤミ金の世界、搾り上げるだけ搾って見切りをつけると、業者間での客の騙しあいだそうです。特に「レディスローン」と言われるものは、返すお金のなくなった女性は最後は売春をして返してもらう、「おんな市」呼ばれ裸になった女性が値踏みされて、買われれば業者から住まいを提供されて売春をして、借金を返すまで働かされる、奴隷市場と遊郭の世界が今の日本にあると言う現実。貸し手は返さない借り手が悪いと言うがこれが犯罪行為でなくてなんでしょうか。男も女も人間としての尊厳もむしり取られ、下流へ下流へ流されていく、これがビジネスモデルというのですから。(悪魔の)

 おまけにメガバンクが消費者金融が儲かるからと参入、大手の消費者金融を傘かに企業倫理も何もないという感じ、いいだけ貸し渋りをしといて、儲かるとなると消費者金融かいと言いたくなる。消費者金融のコマーシャル、軽い感じで、親切そうで、借金と言う重いくらい感じを払拭していますが、ゆめゆめ油断召されるな、やはり借金は借金なんだと考えないと。この本は社会人よりもこれから社会に出ようとする人に読んでもらいたいです。ぜひ読んでもらいたい、なぜなら消費者金融のターゲットは所得の低い若い世代をターゲットにしようとしてるからです。

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精神疾患

2008・7・3

 もし身内の中に精神疾患の患者が出たらどうしますか?多分信じられない、まさかでしょうね。本人に自覚があればいいですが、もしなければどうします?たいていの精神疾患に関する本は医療機関につれてきてください。これがそんな生易しいものではないのです。どうして連れて行けばいいんですか?と言う問いに答えられる人はまずいないでしょう。まず最初の第一歩でつまずきます。ならばどうすればいいか、身内の者が行く事です。症状を医療機関に言って話す、身内の者が病気について勉強して理解していくことです。そのうちいい時期が訪れたら精神疾患の本人を連れて行くしかないです。それはいつになるか分からない、無責任かもしれないが、それだけ医療機関での第一歩の受診が精神疾患の場合難しいです。

 もし最初の第一歩が出来て病名が統合失調症と付いたらこの本を読むことを進めます。私も身内に同じ病人が出ていろいろな本を読みましたが、この本が今のところ一番いいです。他の本はきれい事過ぎるし、ただ医療機関へつれて来い、薬を飲めです。確かに医療はそれでいいかもしれないし、身内は医者の言うことを聞いてその通りするでしょう。しかし病人の立場で考えれば、薬を飲むことの苦痛(精神疾患の薬はかなり苦痛を伴うらしい、精神疾患になった人は言う)、理解されない苦しみ、自分は病人と思ってないのに病人扱いされる、見放された状態に置かれる孤独。

 病人本人より家族が読むことを進めます。病気について丁寧にかかれいるし、何よりの救いは本の帯に書いてある、「闘わず、諦めず、必要なことはすべてやろう」(希望はもてなくても絶望と言うことはない)、家族の病人の接し方も書かれています。この本を読んで感じたのは家族の接し方で悪くもなれば、よくもなるです。ほとんどの場合精神疾患の家庭は壊れてます(もともと壊れるような原因があってそれが原因で精神疾患になったかもしれない)。だから、孤独、孤立でますます症状がひどくなる。家庭が壊れてしまったとこは仕方ないですが。

 もし幸いにも家庭が壊れていない家族の人は統合失調症を理解し、本人をサポートしてください。ほったらかしはだめです。私は著者の講義を聞いたことがありますが、よくなるまで10年くらい懸かるそうです。と言う著者もうつ病です。と言ってよくなるのは90%くらいだそうです。認知症及び精神疾患の場合病人に対して説得しようとか、訂正しようとかしてお互いストレスがたまっておかしくなる、また私がいなければと考えて共依存状態になったり、一緒にいることで感応性精神障害になったり、うまく距離感が取れないことで不幸になる場合があります。うまく距離感を持ちつつ接していくことです。100人に1人はなる病気と多くの本には書かれていますが(驚く程ではないと言いたいらしいが)、家族にすれば何でこんな病気になるんだと言うのが正直な気持ちだし、受け入れるまで大変です。しかし事実を受け入れること、本人を正しく理解することで少なくとも絶望と言う気持ちにならずにすむ。少なくとも今より悪くならないようにしよう、ほったらかしにしない、できることはして見ようです。

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コンプライアンス・法務実務検定試験

2008.7.1

 法務実務試験ただいま2級挑戦しています。去年は3級受験で合格。とにかくテキストの読み込みが大事ですが、やはり問題を数多く解くことも大事です。中央経済社の問題集を使うのも手ですが、その前にタック出版の問題集を使うことを進めます。

 これは一問一答なので使いやすく自分でどれくらい覚えたかを把握するのにはいいです。チェックボックスが付いてるのでそれもいいですね。左が問題、右が回答とちょっと時間があるときに一冊で学習できるのでお勧めです。それから仕上げをするつもりで、中央経済社の問題を何度がやって、過去問の本試験の問題をすればいいと思います。

 私はこのやり方で合格しました。最初は通信をしようと考えたのですが高いので辞めました。中央経済社のテキストと問題集、タック出版の問題集の三冊だけしか使いませんでした。2級は合格率ががくんと下がり合格するか分かりません。でも挑戦します。

 受験しようと決めたのはちょうど一年前、52歳、親は介護保険を申請する状態で、介護保険を受けるようになりました。私自身は求職中、試験一週間前インフルエンザと言う状態でした。それでも合格しましたが、履歴書には書きません。多分嫌がられるからです。自分のために取った資格なので特に強調しようとも思いませんが、コンプライアンスは時代のキーワード、必要とする資格だから取っただけです。

 弘前の受験者は20人くらいいたかな、青森と八戸も似たような物かな。1級の受験者は青森県ではいません。情けないです。

           津軽の三振り

      見ね振り

      知らね振り

      おべだ振り(知ったか振り)

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