2008・7・14
ボヘミアンは修学旅行、三度目の北海道、初めて海から道内へ上陸、夜学校のホームページからインターネットで修学旅行の様子配信される。ボヘミアンばっちり写っていた友達も、第一日目無事終了。団長海苔弁、本陣セイコー、ホテルササキご苦労様でした。
良い時代になったものです、安否確認と子供たちの様子分かります。
親は昨日の暑い中、「人体の不思議展」を見てきました。ボヘミアンは行きたがらない、しかし親は見たいので、見る価値はあると聞いたので行ってきました。すごい人で人がトグロ巻いてました。ディズニーランドで待っている気分になって、ボヘミアンが生まれる前旦那と二人で行ったとき、やっと待ってスペースマウンテンに入った記憶思い出しました。
確かに見る価値はあると思いますが、なんか変な違和感を感じました。普通企画展にしろなんにしろ公開の目的とか展示物の説明とかのパンフレットも、チケット買うとき渡されますがそれがない。入ってすぐ目に付いたのはグッズでした。で展示物を見たのですが、ショックだったのは生後三ヶ月からの赤ちゃんの展示物、臨月までありました。まるで蝋細工のようです。死亡原因はなんだろうと考えてしまいました。
数年前にテレビで今回の展示と同様のものを見たとき(ニュースだったと記憶している)、ドイツ人かイタリア人が考案していたなと、不確かな記憶を自分の頭から引き出したのですが、展示物の顔をよく見るとどう見てもアジア系の顔なんですよ。てっきりヨーロッパ系の人体だと思っていたのですが、この辺からおかしいなと感じたんです。チケットをよく見ると主催は人体不思議実行委員会(東奥日報・青森放送)になっていてこれは一時的なものだし、肝心の本当の企画側名称がwww.jintai.co.jpだけなんです。アクセスしてみたら展示会の様子、公開予定、展示物の説明ばかりで、どこにあるのか、何の目的の団体かぜんぜんそれらしいの説明はないのです。
多少の胸糞の悪さを感じながら見ていて、サーモン食えねーなとか、鳥のレッグも食えネなーと感じながら、肺の展示物見ながらどの肺も真っ黒だし、自分もタバコ吸うからもっと黒いだろうなとか感じてみた分けなんです。終わりのとこでスタッフのねーちゃんが脳みそのレプリカ?見たいな物もって「実物と同じ重さです」って言うから持ってみたけど。以外に重くて旦那が「あれ本物だべか?」って言うから「レプリカだべ」って言ったけどどうなんだろう?もっと気分を害したのは帰りの出口で割引のチケット渡すわけ商売根性丸見え。
これが映画館とか、ライブハウスだったら分かるわけよ商売なんだから、県立美術館だろうこんな事させて良いのかと考えるわけよ。おまけに健康診断みたいなこともやって一人1000円だって、看護士当然いるだろうなとか変なことばかり考えてしまった。
旦那が腹減ったって言うから、でも二人とも喉のあたり変なものトグロ巻いてる感じだから、腹は減ってるけど食欲ないわけ、で「三忠」でそば食うかって事になって、弘前まで帰って「三忠」で食事したんだけど、「わ、麺だら腹いっぱいにならねはんで、カレーライス」だってこの男何考えてんだと思ったわけ、肉食いたくないって言ったのに。私はざる中華。
帰ってから「人体不思議展」で検索してみたら、この展示を巡ってあちこちで反対とか問題起こしてる事が分かってびっくりした。おまけにこの主催してる団体がはっきりしないと言うブログの書き込みもある。
「人体の不思議展」に疑問を持つ会、青森県に公開質問状送っている、その青森県の答え、情けない。
「okeydokey],少し古い感じがしますが、本質を突いてると感じました。
「人体の不思議展」の不思議、「人体の不思議展」は最初の頃と現在の違いの指摘がありおもしろいです。
「人体の不思議展」検索するといろいろでてきます。人の尊厳とか、遺体にも人権があります。検索する中でいろいろ考えてしまいました。いろいろけちをつけながら見てきたわけですが、主催者側の出所出所が分からないまま行って見て、まじめな良い事、いってもだめだなと思いました。見てしまった、検索してから自分の中に罪悪感みたいな物出てきました。
果たしてこの展示がよいことなのか、見世物扱いなのか、人の死を冒涜するものなのか、医学関係者しか見ることの出来ない人体の解剖を加工したものとして(見やすく、展示しやすく)一般人に公開して今後何の益があるのか。誰にでも怖い物見たさとはあるが、それで終わってほしくない。
多少の罪悪感を感じながら本を薦めます。非常によく出来ています。普通だったらこのくらいでいいと思います。ボヘミアンはグロイといって絶対見ません。しかし絵本でここまで出来るとは、最初紀伊国屋で見たときその出来に感動して、迷わず買ってしまいました。もし「人体の不思議展」を見に行くのが抵抗あるならこの本で十分です、それだけよく出来た本です。仕掛け絵本なので親も一緒に見てほしい、怖がるだろうし、びりびり破くかも。子共向けなのですが侮るなかれ、読みがなつき、丁寧な解説、妊娠中の子宮の様子も描かれています。何人かの大人に見せましたが、絵をめくる度にほほーと声を上げ、興味ありげに見ます。とにかくよく出来ています。


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