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優秀な子って?

2008.6.18

 1978年に書かれた作品で私は20代のとき読んだときは何も感じなかったのですが、昨今の未青年の犯罪、特に一見よい子と見られる子供の犯罪が多くなってからもう一度読みたいと思ってやっと手に入れた本です。成績がよくて、何の非の打ち所の無い少年、親の自慢の息子、家庭でも両親がそろっていて、経済的にも何の不自由もない。母親はいい母親を演じていて実は不倫をしている、父親はいつも子供に一番になれという、子供は成績全体で見れば優秀ですが、学習の科目によっては2番か、3番の科目がある、それがくやしくて、一番の子に対して残酷ないたずらをする、邪魔者は消せの考え方です。

 困ったことにこの少年は自分でシナリオ(残酷ないたずらのシナリオ)を書いて別な子供に命令してやらせる、だから少年は陰に隠れて絶対分からなくて(表向きは最後までいい少年と思われますが、最後はどんでん返しで分かりますが)、命令された子供は犯人扱いされます。だったらなぜ命令された子はいうことを聞くのか、命令された子は少年の父親の会社に夜警として勤めていて(体が不自由)、少年の言うことを聞かないと父親を首にすると脅されて、命令された子は父親が解雇されると再就職が難しいことを知っているのでいうことを聞いて犯人扱いされことを引き受けるのです。

 子供の世界の勝ち組と負け組みたいな感じもします。母親はまだ子供だと思って高をくくっていたけど少年は母親の不倫に気づいていた(母親の少年に対する裏切り)、なんでも一番になれという父親のプレッシャー、二重の苦しみを少年は持っているのですが、その仕返しが逆らうことの出来ない子供を使うという残酷さ、最初読んだ時はこんなのありかよと感じてましたが、今読んでみると妙に現実感を覚えます。

 現実には両親のどちらかが原因となって子供が犯罪に走る可能性が高い、また親の力を利用して脅かすというのも現代はちょっと考えにくいですが。しかし子供をいつまでも子供だと思っても、大人が悪いことをしてるのを子供は見ている、そんな子供にしたのは大人、何がなんでも一番になること、自分で不倫していて子供に悪いことは付き合うな、大人の都合に振り回された犠牲者だなと解釈してます。

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書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

こんにちわ☆Uターン主婦のくろんぼです。
コメントありがとうございました!!
面白そうな本ですね。でも怖そう!?
わたしも、どうしてそんなにどうしようもないくらいに根性がひん曲がってしまったんだという人を一人知っていて、それがなぜなのかほんとに知りたいなと思って過ごしています。
親・大人の責任。どうなんだろう、そんな気もするし。
おちゃんさんが参加しているカウンセリング研究会っていうのも少々興味あるんですが、ほんと、4歳児のママとして心の問題とか教育とか大切にしていきたいですね。自分もよく子供に何かしら押し付けているときがあって反省するので。。。

では、また遊びにまいりますね☆

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