2008・5・22
食品安全委員会のモニター会議で仙台まで行ってきた。日帰り、きつい何もしたくない感じ。バスの中で見た岩手山すごいな、布団かぶった牛みたい。仙台に何度か行ったがいつも日帰りでしんどい。行ってみてびっくりした。東北6件29名中青森県は3人、食品製造に携わった人誰もいない。県南からは0である。県南の食品に関して、私は津軽の物よりおいしいものが多い。だから評価としては自分の中では高く評価している。栄養士の活動も津軽より活動している気がする(ホームページを見る限り)。仙台も栄養士の活動が盛んなところである。以前就職の面接に行ったとき仙台ならいくらでもあるのにと言われたことがある。
とにかく、格差を感じて帰ってきた。山形は食品製造のパートさん二人。食品表示について積極的に活動、衛生面、学習していてその知識を仕事に役立てている。食育の面で指導的立場にいる人、秋田から参加した人は食品関係に勤務されたらしく、現在の食品加工の現状を憂いていた。みんなすごくて、勉強していて帰りたくなった。だったら何でお前は参加したんだって言われるから言うけど、モニターに興味があって、地元の食の現場の知識の貧困さにあきれてるわけ(そういう現場もあると言うだけで全部を批判していません)。この事言ったら秋田から来た人笑っていたけど。これからはコンプライアンスだから法務実務3級取ったけど。よく考えてみたら、自分の資格まともに書くと絶対仕事は見つからないなと思う(周りからも嫌がられるだけだって言われる)。これから必要と思う資格とか、勉強をしても青森県にいる限りまともに評価されないと感じるわけ。いらない物知ってるとか、とにかく逆に足を引っ張られる感じ。キャリアカウンセラーが言ってたけど、経営者は部下が自分より物を覚えていることは嫌がる傾向にあるという指摘は、当たっているな。
食品安全委員会では、食品はリスクが避けられない(全く0はあり得ない)、だからリスク評価を行いより安全な基準の設定、マスコミ報道の少々偏った、一部だけ取り上げセンセーショナルにするとか、はっきり言わないけど嫌なんだとね。分かる。(昨日の食品安全委員会で配布されたレジメ一部抜粋。)
リスクと付き合う
1.食品を含めどんなものにもリスクがある。
2。リスクのとらえ方は人によって差がある
3.リスクを知り、妥当な判断をするためには努力が必要。
a科学的知識を身につける努力
bメディアの情報の正確性を見分ける努力、事実と意見、編集の有無、キャスターのイメージ
c情報を批判的に読み取る努力、あらゆる情報を一度批判的に考える
ちょっと違和感感じたり、変だなと思うかも知んないけど、1と3は抑えてほしい。それでaの力を付けてほしいわけ。今回の四川大地震でこれからの中国食品、日本にどう影響するか考えれば分かると思うけど。何でもかで、文句言ったり、危険とか思わずに、冷静に考えてほしいわけ。で食品安全委員会では日本ほど安全な食品を確保している国はないと。クレームつけるときも1とaあたり抑えておくと対応違うと思う。
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