格差・教育
2008.4.13
社会に格差があるのは当たり前だし、あって当然でしょう。しかし現在格差が問題にされるのは、格差が固定されつつある、現代版士農工商になっていくのではないかと言う事でしょう。私がこの本読んで感じたことは青森県に住む人間にとってピンと来ない、どちらかと言うと都会型のデータと感じました。著者は成績の良いこの条件を次のように述べています。(あくまでもデータから得られた条件)
1・父親の所得が高い
2.母親の結婚前の所得が高い
3.父親、母親の祖父の学歴が高い
4.母親が料理をするのが好きである。
5.父親が土日休みである。
6.成績の良いこの方が明るく、がんばりやで、スポーツが好き。
7.成績の悪い子は消極的で、だらしなく、友達が少ない。
1から3までは著者は教育学者が明らかにしていると言いますが、昔からこの傾向はあります。4.5はちょっと以前なら共稼ぎが少なく専業主婦が多かったし、たいてい手作りが当たり前、私が小さいときはそんな時代でした。当然父親が休みのときは家族で過ごしていました。6.7は昔からの理想である文武両道に秀でた物という事でしょう。共稼ぎが多くなり、雇用の多様化により4.5の条件を満たす家庭が減っていく、本当は4.5の条件を満たす事が子どもにとっては良い事なのですが。
著者は出来る事から始める、生活の質を高める努力をする、しかし個人だけではどうしようもない社会のシステムを変える必要があると言います。自分でも働いて一番困った事は土日が休めない事です。子どもが小学校の間は、親は子供のカレンダーに合わせた勤務体系が出来るシステムが出来ればと感じます。しかし今の社会で1から5までの条件を満たす家庭は少ない、だからこの本を読んだとき衝撃でした。私はせめて4.5の条件だけは可能な社会になればと思います。母親は仕事から疲れて帰って食事を作るのが嫌になる、その頻度が多くなれば料理をするのが面倒、だから料理の手抜きをしても良い思う、子どもと一緒に食事が出来ればいいと考えます。自分でも実感しますが今の社会の勤務体系は子どもの生活を無視したものが多く、それでも両親どちらかが子どもに合わせられれば良いですが、それも出来ない家庭もあります。子供に合わせられるそんな当たり前の社会になればと思います。
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コメント
おちゃんさん、こんにちは。YO-SHIです。
この本、面白そうなので読んでみますね。
著者もおちゃさんも十分承知なんだと思いますが、統計では相関関係は分かっても、因果関係は分からないことが多いです。
条件の1から4は「生活が安定していて、親が子どもに十分に関われる環境にある」ということなんじゃないでしょうか?
投稿: YO-SHI | 2008年5月14日 (水) 12時13分