母さんが小さかったとき
昭和20年代後半、昭和30年代前半生まれなら、絶対リアルタイムで本の世界に入っていきます。絵は大変丁寧にリアルに描かれていて、小学生になった気分になります。著者も昭和27年生まれのせいか、年も私に近いのでどのページを見てもそうそうと頷いたり、子供の頃の記憶が鮮明に浮かんできました。お手伝いの子供も出てきますが、戦前の子供に比べたらままごとみたいだし、親の方も子供に手伝ってもらうことはあまり期待してない感じでした。昭和30年代40年代は、子供が一番子供らしく生きた時代とよく言われます。よく分かりませんが。ただ戦前に比べて子供に数が少なくなり、経済的に余裕が出来た、家電用品がある程度普及したので家事が楽になったからでしょう。子供のテレビ番組も今より多かった気がします。共稼ぎの家庭も少なかったので学校から帰れば、友達の家で宿題をして、その後遊んで、とにかく夕食少し前まで外で遊んでいました。外に出てブラブラしていても何も言われない、子供同士でブラブラ歩いても何も気にする人もない時代。今は外でブラブラ、特に子供同士ではしてはいけない時代、逆に何してると言われかねない時代。変わったものです。
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