本よみました
2008・2・22
ライシャワー自伝 エドウィン・O・ライシャワー 徳岡孝夫訳 文芸春秋
自伝として大変面白くNHKで放映されたときも全部見た。ただその時ハーバート・ノーマンの事が友人として触れられてなかった。(幼馴染みらしい)私はこの本を読んで初めて分かりちょっとびっくりした。ハーバート・ノーマーマンといえば「忘れられた思想家」の著者で安藤昌益の事を書いた人である。戦前は安藤昌益は共産主義の思想に通ずるものがあるので黙殺されていたはず。ごく一部の人しか知らない。昭和20年代には二人は日本にいた、しかしこの自伝を読んだ限りあったと言う記述がないのは、私としては少し気になる。
しかし大使時代も大使館だけでなくいろいろなところに出て活動し、大使館の中だけにこもっているのが好まないようだし。氏が大使時代の事はよく私はよく分からなかったが、この本でよく分かった。氏と日本の関係の深さに改めて、不思議なものを感じる。日本で育ち、間に戦争があり、また日本に来て。
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